実印・銀行印・認印・訂正印
[素 材]
「柘」
鹿児島などに生息する木を印材に用いるもので、植物系の印材。
木質は極めて硬く、細工のしやすさなどで人気があります。
「黒水牛」
インドやタイの水牛の角を用いたもので、堅牢で印肉のつきのよさに優れます。
漆黒の趣きが、印肉の朱と対比的で、昔から重宝がられてきました。
「牛角」(うしのつの)
白飴色をし、若干斑点縞模様があって、美しさを引き立たせる印材。
別名白水牛とも言い、オーストラリア産の水牛の角を使います。
「象牙」
印鑑素材としては最高級品。
ねばりがあり印肉のつきが非常によく、しかも耐久性があります。
[種 類]
「実印」
実印は印鑑の中で、もっとも重要な印鑑であり、法律上・社会上の権利・義務の発生を伴います。
市町村役所へ印鑑登録を行い、印鑑証明をを受ける印鑑です。
基本的には姓名を入れます。契約書類、土地、家屋などの不動産登録売買、自動車登録等に使用します。
「銀行印」
銀行印は財宝印といい金融機関の金銭の出納に使用する重要な印鑑で、定期預金・振替預金・郵便貯金等の金融機関に使用します。
「認印」
認印は一般事務(伝票関係・出納簿・簡単な金銭の受取)等に多く使われ、常に捺印用として携帯する印鑑です。
「訂正印」
文章の中の訂正誤字などを修正する時に事務処理として使用される印鑑です。
[書 体]
「吉相体」(キッソウ体)
篆書体を基礎にして意匠化したもの。
印象が柔らかく、今最も多く使わせている書体です
「篆書体」(テンショ体)
漢字の基本。典雅、流麗にして重厚、風格のある印影をつくります。
実印に限らず全ての印鑑に適します。
「古印体」(コイン体)
隷書をもとに、丸みを加えた書体。
大和古印の伝統を受け継いだ日本独特のものです。
「行書体」(ギョウショ体)
楷書をくずして書きやすくした書体。
女性に特に好まれています。
「楷書体」(カイショ体)
隷書から転化した字形の方正した
ものです。
「隷書体」(レイショ体)
秦の雲陽の程邈が小篆(ショウテン)の繁雑を省いて
作ったものです。
チタン印鑑 「純度99%以上の純チタン」
オーダーゴム印
[ゴム印の種類]
「一行印」
ゴム印では最も多く出るものです。
木製の白見出し台を使用します。
氏名印や科目印の色分けにプラスチックカラー台もご用意しています。
「住所版」
領収書等へ押す、住所・社名・TEL等のゴム印です。
寸法は60mm、台は透明プラスチック台や組合せ式親子台が一般的です。
「枠付き印」
印のまわりに枠の付いたゴム印です。
通常は木製の白見出し台を使用します。
枠付き印の料金は、面積1平方センチ、最低2平方センチよりで計算します。
[台木の種類]
「トップスター(透明プラスチック台)」
透明なプラスチックの台で、上から印面の内容が分かるように白地に黒文字で見出しを付けています。
住所判のもっともポピュラーなタイプです。
「のべ台」
ゴム印でもっともポピュラーなタイプです。
1行印だけでなく様々なゴム印に合います。
「組合せ式親子台」
1行ずつ取り外しが可能な台です。
基本は1行で1枚ですが、住所・ビル名の2行は、2行で1枚の台にお付けします。